ahamo最新キャンペーン＆他社比較まとめ（2025年11月版）
1. まず押さえる「いまのahamo」
- 月額2,970円で30GB＋5分/回の国内通話無料（回数無制限）。2024年10月1日に20GB→30GBへ増量※既存ユーザーも手続き不要。大容量は**「ahamo大盛り」＝110GB/4,950円**（30GB＋大盛り80GBオプション1,980円）。テザリング可。
- 海外データは追加料金不要で91の国・地域へ拡大。日本人渡航先の約98％をカバー（上限は国内月間容量の範囲内）。
ポイント：月額は据え置きで容量が30GB化、かつ「5分通話込み」が標準。月100GB級が必要な月は大盛りで増強、という“ワンプラン＋拡張”の設計がわかりやすいです。
2. 2025年11月の最新キャンペーン
2-1. お乗り換え系（dポイント進呈）
- ahamo 乗り換えでdポイント進呈（時期により進呈額が変動）。2025年は、エントリー・開通のタイミングに応じ計10,000～20,000ポイントの期間・用途限定dポイント付与の実施あり（条件・スケジュールは公式LP参照）。
- キャンペーン一覧ページでも直近の開催期間が告知。たとえば2025年10月29日～11月15日のタイアップ施策（開通期限は11月22日など）が掲載。
2-2. タイアップ型（例：cosmosyコラボ）
- 「ahamo with cosmosy お乗り換えキャンペーン」（2025年10月29日～11月15日）。エントリー後のSIMのみ乗り換えでdポイント5,000に加え、オフショットや限定動画などのデジタル特典、抽選ノベルティを用意。特典付与は12月中旬以降予定
キャンペーンはエントリー必須／期間限定／進呈は“期間・用途限定ポイント”が基本。告知ページで対象・除外・付与時期を必ず確認しましょう（例：エントリー済みでも再エントリーが必要な切替タイミングあり）
3. 主要プランの要点と比較早見表
3-1. 競合の現状（2025年秋～冬）
- povo2.0：基本料0円。用途に応じて“トッピング”で容量を追加（例：20GB/30日 2,700円は2025年10月20日で提供終了）。「使う月だけ払う」設計が強み。
- LINEMO：2025年にベストプラン系へ改定。20GB相当は旧2,728円からベストプランV（～30GB）2,970円へ移行、5分かけ放題が標準化し“ahamo意識”の仕様に。
- 楽天モバイル：「最強プラン」段階制。～3GB 968円／～20GB 2,178円／無制限 3,168円（家族割等の訴求も強化）。回線条件により速度制御あり。2025/11/19以降の多回線契約に関する事務手数料案内も更新。
- UQ mobile：家族セット割（月額▲550円）が継続（自宅セット割との併用不可等の注記）。一方、**親子応援割（学割）**は2025/6/2で新規受付終了
3-2. ざっくり比較（料金・通話・海外）
| 項目 | ahamo | povo2.0 | LINEMO | 楽天モバイル | UQ mobile |
|---|---|---|---|---|---|
| 月額の主軸 | 30GB/2,970円（5分通話込） | 基本0円＋都度トッピング | ～30GB/2,970円（新プラン、5分通話込） | 段階制：～3GB 968円／無制限 3,168円 | プラン別＋割引併用（家族割等） |
| 大容量 | 110GB/4,950円（大盛り） | 使い放題トッピング等 | 旧20GB→新30GB系 | 無制限 3,168円 | － |
| 通話 | 5分/回 無料標準 | トッピングで追加 | 5分/回 無料標準（新） | Rakuten Linkでアプリ発信無制限等 | 通話オプション選択 |
| 海外データ | 91の国・地域で追加料金不要 | － | － | 別体系 | － |
（表の根拠：各公式の最新ページ・告知より抜粋）
4. ahamoの強みを整理
- 「2,970円＝30GB＋5分通話込み」という“込み込み設計”
→ 通話定額が標準付帯なのは、短い連絡が多い層に刺さる。LINEMOも新プランで追随したが、ahamoは大盛り拡張（+80GB/1,980円）まで含めると“30〜110GBをわかりやすく網羅”できる。 - 海外ローミングが“そのまま使える”
→ 91か国・地域、渡航先カバー約98％。Wi-Fiルーターを別途借りずに“国内の容量の範囲で”使える手軽さ。出張・旅行ユーザーにわかりやすい。 - キャンペーンの厚み（dポイント／タイアップ）
→ MNPでのポイント進呈や、音楽・アイドル・ゲーム等と組んだ企画はSNS相性も良い。エントリー→開通→付与時期という進呈条件の分かりやすさもメリット。
5. 注意点／弱みも正直に
- ポイントは“期間・用途限定”が中心：付与上限や有効期限、再エントリー要否など告知の細則を必ず確認。
- 家族割・光とのセット割は基本対象外：いわゆる“本体割引”は薄い一方、ワンプランのシンプルさを優先する思想。家族全体での最小化は楽天・UQ・ワイモバイル等が有利なケースも。a
- 超過後の通話は30秒22円：長通話が多いならかけ放題（+1,100円）を。
6. どんな人に“いま”のahamoが向く？
- 月のデータ使用が20～40GB前後で、短い通話をよくする（連絡・予約・取次ぎ等）。
- 海外出張・旅行が年に数回あり、現地でもそのまま使いたい。
- キャンペーンでdポイントを活用したい（ドコモ経済圏でポイント消化先がある）。
一方で、
- 全く使わない月がある→**povo（基本0円）**の“休眠”戦略が刺さる。
- 3GB未満が多い／家族割で全体最適→楽天（段階制＋家族訴求）やUQの家族割が有利に出やすい。
7. キャンペーン活用のコツ
- 必ず“エントリー→開通”の順に：順序や期限のズレで付与対象外になる例が多い。エントリー時期で進呈額が変わることも
- 付与は“翌々月10日ごろ”などのタイムラグ：成果・広告計測や家計簿反映のスケジュールを前提に。
- 特設ページの“除外条件”を都度確認：端末同時購入の可否、SIMのみ限定など。タイアップ（例：cosmosy）はSIMのみが条件のケースあり。
1. 料金・プラン内容の基本
1-1. 基本プラン
- 月額 2,970円（税込） で、月間データ容量が 30GB。
- この料金に、国内通話 “1回5分以内” 無料が付帯しています。つまり「5分以内なら何度かけても通話料無料」です。
- 通話が5分を超えると、30秒あたり 22円（税込） が発生します。
- テザリング（スマホをモバイルWi-Fiのように使う機能）も無料で利用可能
- 事務手数料や申込み手数料が“０円”という案内も公式で明記されています。
1-2. 大盛りオプション（追加容量）
- 基本プランの30GBでは物足りないという場合には、月額 ＋1,980円（税込） を支払って “大盛りオプション” を契約可能。これにより、合計110GB（30GB＋80GB）まで利用できます
- そのため、実質的に “110GB／月額4,950円（税込）” という使い方が可能です
- 110GBを超えると、通信速度の制限（低速化）がかかる可能性があります。
1-3. 通話オプション
- 通話が多い方のために、**「国内かけ放題オプション」**が用意されています。月額 1,100円（税込） を支払うことで、国内通話（原則24時間・かけ放題）になります。
- したがって、「30GB＋かけ放題」で使いたい人は、2,970円＋1,100円＝ 4,070円／月（税込） から利用可能という情報も出ています。
1-4. 海外ローミング・データ利用
- ahamoでは、海外91の国・地域でデータ通信が追加料金なし（＝国内と同じ容量内で利用可能）という案内があります。
- ただし、海外で15日以上連続利用する場合や、海外＋国内のデータ合算で容量を超える場合には速度制限がかかる旨の注意書きあり。
1-5. 契約解約・最低利用期間
- ahamoは「最低利用期間なし」という案内が出ており、一般的な「2年契約」などの縛りがないプラン形態です。
- しかしながら、1年以内の解約では契約解除料（例：1,100円）が発生するとの調査サイトの情報もあります。
2. ahamoの“メリット”として押さえておきたいポイント
2-1. 料金が明快で、プラン選びがシンプル
料金プランが「30GB／2,970円」という1本化されており、選択肢が多すぎて迷うということが少ない設計です。
「大盛りオプション」や「かけ放題オプション」は別途選べるが、基本プランがシンプルに設計されているのが強みです。
2-2. 5分以内通話無料が標準付帯
一般的な格安プランでは「通話別料金」や「通話オプション要加入」というものが多い中、ahamoでは5分以内国内通話無料がデフォルトで付いています。
ちょっとした予約や家族とのやりとり、短時間通話が多いケースではコストメリットが感じられます。
2-3. 高品質なドコモ回線を利用できる
ahamoはドコモの回線インフラを活用しており、地方・移動時・繁忙時間帯でも比較的通信品質が安定しているという点が評価されています。
2-4. 海外利用・テザリング対応など“利便性”も確保
テザリング無料、海外データ通信対応（追加料金なし）、eSIM対応など、利便性の高い機能を備えている点もメリットです。
特に海外出張・旅行の頻度が多い方には選びやすい選択肢になっています。
3. 契約内容および申し込み時・利用時に知っておくべきポイント
3-1. 申し込み・契約の流れ
- 新規契約／既存回線から移行／回線契約変更いずれもオンラインで手続きが可能です。
- SIMのみ契約・端末とセット契約どちらも可能。ただし“機種代金別途”という表示があるため、プラン料金に端末代は含まれません。
- オンライン専用プランという性格上、店頭（ドコモショップ）での対面手続き・サポートに関しては有料になるケースもあります。
3-2. 利用開始後・継続利用のチェックポイント
- データ容量30GBを超過した場合、速度制限（最大1Mbps程度）となる案内あり。※“使い放題”にはなりません
- データの「くりこし」は対応しておらず、未使用データの翌月繰越はできません。
- 通話を多く行う場合、5分を超えた通話料やかけ放題オプションを視野に入れる必要があります。
- 家族間割引・ドコモ光セット割・キャリアメールなど、従来のキャリアサービスとの併用・対応可否について注意が必要です。
3-3. 解約・他社への乗り換え時の注意
- 最低利用期間が「なし」という表示もありますが、契約から1年以内の解約で契約解除料が発生するという調査も存在します。
- MNP（他社からの乗り換え）や契約変更時には、エントリー・開通などの条件を満たすことでキャンペーンポイント付与対象となるため、手順を確認しましょう。
- 契約変更（ドコモから移行、ahamoから別ブランドへ、など）時には「みんなドコモ割」「家族割引」の対象外となるケースがあります。
4. 優れている点・メリット改めて整理
- シンプルで選びやすい料金設計：30GBを2,970円／月で、通話も5分以内無料という“込み込み”設計。初心者でも理解しやすい。
- 選択肢の拡張も明確：容量を大きくしたいときには大盛りオプションで110GB対応、通話を多くしたいときにはかけ放題オプションで対応。
- 高品質回線＋利便機能あり：ドコモ回線利用、テザリング無料、海外データ対応など、安価ながら“安心・使いやすさ”も備えています。
- 手続き・料金面で明快：事務手数料無料、端末代別計という表示で“本体と回線は別”という構造が透明。
5. 注意すべき点・デメリットも知ったうえで使う
- 容量くりこしなし：余ったデータの翌月繰越ができないため、月によって使う量が大きく変わる方は“もったいない”可能性があります。
- 家族割やセット割の恩恵が薄め：ドコモの主力プランにあった「ドコモ光セット割」などの割引がahamo単体では対象外となるケースがあります。
- 長通話には別途コストあり：5分を超える通話が多い方は、30秒22円、またはかけ放題オプションのどちらかを選ぶ必要があります。なお、かけ放題オプション加入で月1,100円の追加コスト。
- 超大容量（110GB以上）には限界あり：大盛りオプションで110GBまで対応可能ですが、無制限プランではないため極めて大量に使う方には“他社無制限”が選択肢となる場合もあります。
- 申し込み・サポートがオンライン中心：店舗での手続きが有料となるケースや、店頭対応が限定的なことも。“オンライン手続きに抵抗がある方”は注意を。
6. 契約前のチェックリスト
契約を検討する際には、以下の点を確認／比較すると安心です：
- 今月の自身のスマホデータ使用量（動画・ゲーム・テザリング含む）はどれくらいか？30GBで足りそうか、大盛りが必要か。
- 月々の通話時間・回数はどうか？5分を超える通話が多いなら、かけ放題や他社通話オプションも検討。
- 家族割・セット割（固定回線とのセット）などを活用していないか？もし活用しているなら、ahamoに移行して割引メリットが損なわれる可能性あり。
- 現在のスマホがahamo対応か？SIMロック解除の必要性や機種の条件を確認。
- 海外利用の頻度は？海外でのデータ利用先・期間・回数によって「追加料金なし」でも制限がかかる場合あり。
- 解約・MNPの際の条件・費用も確認。最低利用期間や契約解除料・ポイント付与条件を見落とさない。
まとめ
ahamoは「わかりやすさ」「価格の安心感」「高品質回線の利用」という3つを両立させたプランだと言えます。特に、月々30GB前後のデータ利用で、短めの通話が中心、海外利用も年数回というライフスタイルの方には非常にマッチする選択肢です。
一方で、家族複数回線をまとめて「グループ割」「セット割」で最安化したいケース、またはデータ無制限級で極めてヘビーに使うケースでは、他社プランも合わせて検討に値します。
「価格・契約内容・オプション」のバランスを把握し、自身の通信・通話・データ使用スタイルと照らし合わせて検討するのがベストです。
8. まとめ
- 2,970円＝30GB＋5分通話”＋“海外91地域OK”の基本価値に、大盛り110GBで振れ幅を持たせた設計は、日常～大型月までを1ブランドで完結できるのが強い。
- 2025年はMNPポイントやコラボ施策の露出が継続。SNS拡散と相性の良い特典（オフショット／限定動画等）を絡め、実質還元＋体験価値の二段構え。
- ただし家族全体の最小化や使わない月ゼロ円”など、節約パターンの多様化では他社に分がある局面も。ライフスタイル別に“月次で見直す”運用がベターです。
